何かと便利なミニバンですが、汚れが気になりますよね。
この時期は、花粉や黄砂ですぐに汚れてしまいます。

いつも洗車機の車もたまには、手洗いをしたいと思うことはありますが大きさが大きさだけにやる気が起きなかったり、途中で心が折れてしまうこともありますよね。

そこで、心が折れにくい新型（80系）ヴォクシー・ノア・エスクァイアの手洗い洗車のコツとポイントを紹介します。
基本的に私の考えですが、私の洗車の根本は「快洗隊」でおなじみKeePer技研(当時アイタック)さん仕込みです。
※スタンドで結構長期間バイトし何度も講習を受けています。

ヴォクシーのエアロモデルで紹介します。
ノア・エスクァイアともに若干デザインは異なりますが考え方は同じです。

【ポイント】どの面から洗うか
まずは、フロントのバンパーから洗います。
構造が複雑で大きな側面や天井を洗ってからだと、フロントに辿り着いた頃には心が折れどうしても雑になってしまいます。
最初の気合が入っている段階で、フロントの複雑な装飾は細かく洗いましょう。

【コツ】分割して洗う
フロントバンパーといっても、ヴォクシーの場合は非常に大きいです。
全体をダラダラ洗うと洗い残しの原因にもなりますので、場所を分割して洗います。
赤線で分かれているように６つに分けて洗っていきます。
フォグ周りの装飾や、グリルはスポンジやモップを駆使して丁寧に洗います。

続いて屋根を洗います。この順番も心が折れにくくなる順番です。
ミニバンは車高が高いため脚立を使わないと洗うことができません。
脚立も小さなものですと、何度も動かして洗う必要があります。
こちらも後に回すと雑になったり、見えないからと省略してしまうことになりかねません。

【コツ】構造上の問題？！
80系三兄弟は後ろ側の両サイドに窪みがあります。
洗車以外の雨などでもここに水がたまり、下手をしたら苔が生えることもあります。
デザイン上の欠陥なきもしますが、ここも綺麗にしてあげましょう。

続いて、サイドを洗車します。
太陽の光がガンガン当たっている日は、日陰側から洗うことをお勧めします。
ふきあげをする前に、完全に乾いてしまい一度濡らしてタッチアップしなくてはならず、手間が増え心が折れる原因になれます。

背面です。フロントと比べると比較的平らで洗いやすいです。
ガラス・トランクハッチ部分・バンパー部分と３つくらいに分けてあると良いでしょう。
バックカメラのレンズもしっかり洗ってあげましょう。
ナンバーで手を切らないように注意してください。

反対側のサイドを洗います。
サイドも６～７つに分割して洗うと良いでしょう。

続いてホイールを洗います。デザインによっては手間がかかる作業です。
スポンジやホイールブラシで丁寧に手間暇をかけて洗えば

これ、この通り。サンプル車両はスタッドレスですが純正はさらに大変そうです。
ここまで来ればあと少しと思って、４本頑張りましょう！

ホイールハウスもできれば洗いたいですが、最低限エアロ部分や爪の部分は洗いましょう。
タールやピッチがついている場合も多いので、粘土を使うと良いでしょう。

水の勢いを弱めて、ドアのステップ部分も洗うとより綺麗になります。
※ここはふきあげの時、濡れタオルで拭いても良いと思いますが、水で流しながら洗ったほうが早くきれいになると思います。
水の勢いが強いと内装が濡れてしまうので、注意して洗いましょう。

この辺りは、軽く濡れたスポンジやモップで洗ってあげると綺麗になります。
こちらも、ふきあげの時濡れたタオルで拭くだけでも綺麗になります。
乗り降りするときに見える場所ですので、洗うと洗わないでは満足感が大分違うので頑張りましょう。

余裕があれば、トランクを開けてここも洗いましょう。

トランクの上側も、手間はかかりますが心が折れていなければ洗いましょう。

さらにさらに、普段は見えないスライドドアの後ろ側も綺麗にすることでモチベーションがあがります。
これは、綺麗な下着を身に着けると、自分に自信が持てるみたいな感覚です。

忘れてはいけない給油口のふた。全く吹かないと洗車時の水が垂れて、水垢になりかねません。

ここまで来れば、プロ並みです。ボンネットも開けてふきあげましょう。
最低限一番下の赤枠部分を吹きます。ボンネットの隙間からチラッと見える場所身綺麗にしましょう。
余裕があれば、フレームやバッテリー・ヒューズボックスやエアクリボックスの吹きやすいところもふくと、エンジン内が綺麗に見えます。

下の枠部分は運転席から見えるので綺麗に吹いてあげると、運転しているときも綺麗が実感でき、次また洗車しようというモチベーションを上げることができます。

ヴォクシーはアンダーカバーがあるのですが、結構ボンネットの裏側が汚れています。
上の赤枠部分も吹いてあげれば、下取り時に差がつくかも？！

以上、私が思う心が折れにくい、新型(80系)VOXY・NOHA・ESQUIRE 手洗い洗車方法とコツでした。
あくまで、個人の考えです。この手順で心が折れた場合も、当方は責任を負えませんので悪しからずf^-^;

このヴォクシーは、購入時にペイントシーラントをしたのでキーパーはしていませんが、今まで乗ってきた車はすべてキーパーコーティング掛けていました。

自分でやってみるのも良いですが、サインポールにKeePerと書いてあるスタンドならやってくれますので是非どうぞ☆彡