NSDN-W59バックモニターのガイドライン表示
トヨタ自動車のディーラーオプションのナビ。
NSDN-W59のバックモニタのガイド線が表示されなくなった時の対応です。
バッテリーを取り外したり、ナビを外すと消えることがあるようです。
このように、ギアをRに入れてもバックカメラの映像が表示されるだけです。
こうなってしまうと、説明書だけでは対応できずディーラーが行っている裏メニュー(ダイアグ検査メニュー)から設定を変更する必要があります。
★☆説明書に載っていないと言う事はユーザーに触ってほしくない設定だと思います☆★
★☆当記事の内容の実行は自己責任でよろしくお願い致します☆★
DiagnosisCheckメニューを出すには。
①エンジンをかけます
②マップ画面を表示します
③メニューボタンを押します
※ダイアグ検査メニューが表示されるまで話さないでください。
④メニューボタンを押したまま、スモールライト(車幅灯)を「ON」→「OFF」→「ON」→「OFF」→「ON」→「OFF」と3回繰り返します
※スモールライトと書きましたが、ナビから見ればイルミの配線に3回電流が流れればよいと言う事です。
「ピッ!」と音がして、Diagnosis CheckⅠ画面が表示されます。
⑤「Menu」ボタンを押します。
⑥「カメラ設定」ボタンを押します。
⑦「バックモニター調整」ボタンまたは「バックガイドモニター調整」ボタンを押します。
※バックガイドモニター対応のカメラがついている場合は、上のボタンが活性状態となります。
⑧何種類かガイド線がプリセットされているので、設置している車にあっているものを選びます。
⑨aタイプを選んだら大分ずれていました。
⑩今回はカメラが真ん中についている車なので、中心より物を選び微調整します。
⑪微調整が完了したら「完了」ボタンを押します。
⑫ダイアグ検査メニューを終了するには、エンジンを停止します。
⑬ギアをR(リバース)に入れガイド線が表示されることを確認します。
【調整のコツ】
多くの車は、一番手前の線が0.5メートル(50センチ)・真ん中の線が1メートル・一番奥の線が1.5メートルに合わせてある車が多いと思います。
実際には、白線のある駐車場でバンパーからの距離を測りながら微調整しましょう。
【その他のメニュー】
基本的に社外ナビでしたら、普通に確認できる内容ばかりです。
製品情報
知っていましたが、富士通テンではなくパナソニック製です。
自宅に近づいた時のBGMが別の車についているストラーダと同じだったので。
その他設定
ここでは、チュートリアル設定やディスプレイの自動クローズ・TV設定が行えます。
チュートリアルはどちらでも良いですが、ディスプレイ自動クローズやテレビが見れなくなると困りますね。
ワンセグ受信検査
受信できていないチャンネルです。
GPS情報
どのGPSが受信できているかなど表示できます。ここには高度も表示されます。
これは、普通に地図画面にもチラッと出せても良い気もしますが・・・。
私の場合レーダー探知機に表示されているのでいらないですが。
車両信号&センサ検査
接続情報を確認できます。SPD異常(漏電系の異常の事でしょうか?!)履歴もあれば確認できます。
表示したけど、このナビの場合異常履歴はありませんでした。
ナビ カラーバー検査
VICSメニュー FM多重情報
FM VICSの受信情報が分かります。
内部メモリ退避
互換性があるナビなら目的地などがそのまま使えそうですね。
メモリ退避
パスワード無効かと言う事は、パスワードを忘れたときに使うのでしょうか?
この辺は、裏メニューにふさわしい機能かもしれませんね。
【バックカメラの基本】
トヨタの自動車のバックカメラには数種類あります。
・バックモニター
・バックガイドモニター
・マルチビューバックガイドモニター
私の車には上の3つ使えそうでした。
バックモニターとは
私の車にもついているシンプルなバックカメラです。
取り敢えず、後ろの車や壁に寄せるのに役立ちます。
価格は、税抜き20,000円です。
バックガイドモニターとは
ステアリングに連動して、ガイド線が動いて今のハンドルの切り方だとどのあたりに車が動くかがリアルタイムで確認できます。
価格は、税抜き31,000円です。
マルチビューバックガイドモニター
バックガイドモニターに、下を移す視点が追加されたものです。直下が映のでより安心してバックができます。
価格は、税抜き37,000円です。
ガイド機能が付くと、ステアリング内にハンドルを切っている角度を測るスパイラルケーブルが必要となるため価格も取り付け工賃も高くなるようです。
※価格は記事を書いている時点の価格です。