003SH アプリ 開発環境構築
ここでは、003SHというかAndroidアプリの開発環境の構築方法を紹介します。
手順環境:WindowsVista 32bit
難易度:★★★☆☆
画面コピー(ハードコピーの)手順書 を行っていることが前提となります。
・Java Development Kit(JDK) 上記手順でインストール済み
・Eclipse3.5
・Android Development Tool(ADT)
・Android SDK 上記手順でインストール済み
のインストールを行います。
注意.この手順の作業は自己責任で行って下さい。
(1)Eclipse3.5をインストールします。
ⅰ) http://www.eclipse.org/downloads/
上記のサイトにアクセスし、Eclipse(イクリプス)をダウンロードします。
Eclipse IDE for Java Developers の Windows 32 Bit をクリックします。
※イクリプスとは・・・Javaアプリを作成するための統合開発環境です。
ⅱ) [Japan]Japan Advanced Institute of Science and Technology(http) をクリックしダウンロードします。
ⅲ) ダウンロードした「eclipse-java-helios-SR1-Win32.zip」を解凍します。
ⅳ) 解凍した「eclipse」フォルダを、Cドライブ直下に移動します。
→
ⅴ) Javaが利用するメモリの設定を行う。
※ここから、ⅵ)までは、Eclipseの動作が重い場合に行って下さい。
ⅳ)で移動した「eclipse」フォルダの中にある「eclipse.ini」を開きます。
ⅵ) 「-Xms」と「-Xmx」の値を変更します。
ご利用のパソコンにより値は異なります。
-Xmsは、初期ヒープサイズで1M以上の1024の倍数、
-Xmxは、最大ヒープサイズで2M以上の1024の倍数で指定します。
単位は「m」MB、「k」KBです。この値が大きいほどEclipseの動作が快適になります。
しかし、大きくしすぎると他の動作が重くなりよけいに遅くなりますので御注意下さい。
(2)Android Development Tool(ADT)のインストールを行います。
ⅰ) 「eclipse.exe」をクリックしEclipseを起動します。
ⅱ) Workspace Launcherで、workspaceを指定します。
※workspaceは、Eclipse上で作成したプロジェクト等の各種リソースを格納するディレクトリです。
ここでは、初期値で「OK」をクリックします。
ⅲ) EclipseのWelcome画面が表示されました。
※もしエラーで起動できない場合は、JDKインストールがされていない場合があります。
ⅳ) 「Help」 > 「Install New software…」 をクリックします。
ⅵ) Nameに「Android plug-in」
Locationに「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」
と入力し「OK」ボタンをクリックします。
ⅶ) 「Developer Tools」にチェックを入れ「Next」をクリックします。
ⅷ) この処理には少し時間がかかります。「Install Details」が表示されたら「Next」ボタンをクリックします。
→
ⅸ) 「I accept the terms of the license agreements」をチェックし「Finish」ボタンをクリックします。
ⅹ) 「Restart Now」ボタンをクリックしEclipseを再起動します。
(3)Android SDK のEclipseへのインストールを行います。
ⅰ) 「Window」 > 「Preferences」 をクリックします。
ⅱ) 「Browse…」ボタンをクリックし、「android-sdk-windows」フォルダを選択します。
「画面コピー(ハードコピーの)手順書」で保存した先です。
ⅲ) Android SDK のライブラリのインストールを行います。
「Window」 > 「Android SDK and AVD Manager」 をクリックします。
ⅳ) Packages available for download の 全てにチェックを入れ「Install Selected」ボタンをクリックします。
ⅴ) 「Accept All」にチェックを入れ、「Install」ボタンをクリックします。
ⅵ) ダウンロードが始まります。途中「ADB」を再起動しますか?ダイアログが出ますので「Yes」ボタンをクリックして、全てのインストールが終わったら「Close」ボタンを押して完了です。
→ →
(4)Android Virtual Device(AVD)の追加を行う。
◆Eclipseからエミュレーターでデバッグを行うための、エミュレータ端末の設定です。
ⅰ) 念のために、Eclipseを再起動します。
画面左の「Welcome ×」の「×」をクリックしWelcome画面を閉じておきます。
ⅱ) 「Window」 > 「Android SDK and AVD Manager」 をクリックします。
ⅲ) 左のツリーが「Virtual devices」が選択されていることを確認し「New…」ボタンをクリックします。
ⅳ) 003SH用のエミュレータを作成します。
Name:「003SH」 (任意の名前)
Target:「Android 2.2 – API Level 8」
SD Card:Size:「64」 (64MBあれば十分かと)
Skin:Built-in:「Default(WVGA800)」
と入力し、「Create AVD」ボタンをクリックします。
ⅴ) 追加された「003SH」を選択し「Start…」ボタンをクリックします。
ⅶ) はい。003SH用のエミュレーターが起動しました。
※PCのスペックによっては、起動時時間がかかります。
「Google Android アプリ開発ガイド」 によると
CPU:1.66GHz メモリ:1GB OS:WindowsXP 起動時間:10分以上
CPU:2GHz メモリ:488MB OS:WindowsXP 起動時間:2分半
CPU:IntelCore2Duo3.16GHz メモリ:4GB OP:WindowsVista 起動時間:18秒
AndroidエミュレーターはかなりのCPUを使用します。
003SHは、故障中のため003Z画面のキャプチャです。
003SHは、カスタムされてるんでしょうかね?
003Zはそのままと言う感じです。
ともかく、開発環境が整いました。
次回は開発はいります。cyu!
めでたし。