GRS18#クラウン(ゼロクラ)で車中泊
さっそくですが、クラウンでも車中泊は可能です。
※可能か不可能かと言われれば、別に2シーターの軽自動車でも車中泊自体は可能なわけですがf^-^;
車中泊に向いた車といって思いつくのは、ミニバンや箱型の軽自動車ですね。
シートがフルフラットになり、足を延ばしての車中泊が可能です。
ミニバンと比べれば当然セダンは車中泊向きではありません。
しかし、車種によっては前席の背もたれがフラットに倒れたりリアシートの背もたれを倒しトランクスルーになる車種もあります。
クラウンはというと、そもそも足を延ばして車中泊しよう!や長い荷物を運ぼう!というコンセプトでは作られていません。
パワーシートがついているため、前席のシートはフラットになりません。トランクスルーもついていません。
どちらか片方でもついていれば、何となりそうですけど両方ないハードルの高いクラウンでの車中泊です。
大人1人なら、何とか足を延ばして寝られそうな方法を紹介します。
今回は、家にあったものだけを使っています!
平らな場所を作る
2通り考えました。
助手席と助手席の後ろの席を平らにする案

クラウンの助手席はマックスでリクライニングさせてもここまでしか倒れません。
パワーシートの事故防止のためでしょうか?構造上の限界なのかは分かりません。

後部座席のシートから凡そ20センチ段差があります。

助手席の座面から背もたれの一番高いところまでの差が凡そ40センチもあります。
平らにするためには、20センチの高さと40センチの高さの詰め物をしてその上にマットを引く形になります。
メリット
完全に足が延ばせる広さが確保できる
難点
クラウンは助手席があまり倒れない
後部座席をフラットにする案

動かすことができない、センターコンソールから後部座席の背面までの長さを測ります。

約70センチの幅がありました。

続いて、長さを測ります。

おまけで、140センチあります。
140センチ×70センチの長方形をとることができます。
子どもならともかく大人では足を延ばして寝るのは難しい大きさです。

助手席を一番前に出した状態で、幅を測ってみました。

約90センチありました。

助手席の人がなんとか座れるくらいの位置に戻し対角線の長さを測ってみました。

約160センチあります。
結構いい線きていますね。小柄な方ならこれでOKです。
少し膝を曲げたり、足を助手席とピラーの間に突っ込めば身長165センチくらいまでなら足を延ばして(横向きなら)寝ることができそうでです。
メリット
簡単にフラットを作ることができる
難点
身長の大きい人は足を延ばせない
助手席を潰す場合、観光地の駐車場で車中泊している車とバレバレになってしまう点から後部座席を使うことにしました。

後部座席にマットレスを敷くために、足元のスペースを埋めます。
1つ目は家にあった、キャリーバックを使いました。

幅 約34センチ

高 約48センチ

厚 約22センチ

2つ目も家にあった、アイスボックスを使います。

幅 約40センチ

厚 約23センチ

高 約34センチ

どちらでもいいのですが、足を投げ出すほうに強度の強いアイスボックスを入れました。

アイスボックスの金具でシートを傷つけないように気を付けます。

念のため家にあった座布団をはさんでおきました。
アイスボックスは当然冷蔵庫代わりに、キャリーケースは衣装ケースにすれば無駄は全くありません。

後部座席の座面の角度は約-11度ありました。車が少し傾いたところに停止してありました。

マットを引く前に、水平になるように座面の奥に座布団を丸めておいておきました。
※薄いマットだとボコボコで逆効果になってしまうかもしれません。

シャフトが通っている凸部分にも、クッションを入れておきました。

マットを引く前はこんな感じです。
当然運転席は、運転する可能性がある一番大きな方に合わせてポジションを決めておきます。

マットも家にあったものを使います。
IKEAで買ったソファーベッドです。

背面も少し使えそうです。

ベッドモードにする途中で、チャックがついています。

開けてみると、綿とスポンジが入っています。

綿は座り心地を良くするため?にスポンジにくっついているだけです。

スポンジも結構色あせしていました。

スポンジのサイズ
長 約116センチ

幅 約67センチ

厚 約10センチ

そのままだと、摩擦がすごいので余っていた布団シーツを被せておきました。

載せるとこんな感じです。
車の長さは、140センチでしたので 140 – 116 = 24センチ寸足らず。
車の幅は、70センチでしたので 70 – 67 = 3センチ寸足らず。
※幅や長さはベッドの方向を基準として表現しています。

厚いマットなので、ドアポケット部分になり実際には10センチほど隙間が空きました。
逆にに言えば、薄いマットの場合、ドアポケットが邪魔になり約126センチの長さしか取れない計算になります。

枕を詰めてぴったりです。

最後に、家にあったお客様用の布団(シングルサイズ)を敷いて完成です。
布団のほうが長いので、丸めて枕にしました。

マットと布団を引いて、天井までの長さを測ったら約70センチありました。
結構圧迫される天井の低さになってしまいます。

幅も布団のほうが大きいので、下がっている後ろ側を折り曲げておきました。
マットのしたに、織り込んだほうがボコボコしなくて正解です。

マットレスが当たり、前席のセンターコンソールが開きにくくなります。

マットレスを少し持ち上げて、下に滑り込ますようにすれば空きますがほぼないものと考えたほうが良いです。
窓の光を遮る
ネットでゼロクラ用の窓にはめるシェードを探してみましたが案の定出てきませんでした。

床用の断熱マットがあったのでこれを窓に合わせてカットして自作しました。

厚みは、3ミリほどの薄いタイプです。本当はもう少し厚いほうが良いかもしれません。
しかし、3ミリと薄いのでガラスと樹脂の隙間に入って結構雑に切ってもはめることができました。
8ミリや10ミリ以上の場合は、ぴったりの大きさに切らないと隙間ができたりはまらなかったりしてしまいそうです。
外側から窓に合わせて、大きめに切ってあとは、うち窓に合わせながら少しづつ切って微調整しました。
何度も何度も合わせては切って合わせては切って。切りすぎると戻せないので細心の注意を払って切りました。

プチプチを張り合わせれば、薄いタイプでも断熱できます。

フロントは、既存の日よけシェードを使いました。
軽自動車用に買ったものしかなかったので、20センチくらい幅が足りませんでした。
このくらいは買ってもいいかな?と思ったのですが断熱マットが余っていたのでそれで隙間を埋めました。

ミラーの周りも大きくカットされているので、断熱マットを長方形に切って、ミラーのステー部分にスリットを入れてかけておきました。

外から見ると、貧乏くさいですねf^-^;

ミラー部分も、日よけの位置を調整すれば隙間はなくなります。

イケアのソファーの背もたれ部分を前席の背面の上に詰めて、リムジンっぽく。
圧迫感はありますが、こうすれば後ろの3面だけでよくなります。

コンソールとマットの穴は、ヘッドレストでふさげます。

リアエアコンかサンルーフのどちらかでリアの、取っ手の形が変わって気がしますがハンガーフックにランタンをかければ完成です。
このLEDランタンも、家電量販店の粗品です。結構お気に入りです。

リアガラスは大きいうえに、断熱マットが薄いので挟むだけでは落ちてしまいました。
このゼロクラの場合は、リアシェードがついていたのでシェードで押さえておきます。
ない場合は、吸盤を利用するとよいと思います。

全体を明るくするランタンと、本も読めるスポットLEDをつけてみました。
LEDの軽量タイプなので、取っ手に引っ掛けて利用できます。これも、家電量販店の粗品。

LEDランタンを点灯して、光がどのくらい漏れているか車外から確認してみます。

分かりにくい写真で恐縮ですが、この程度の明るさなら光の漏れは全くありませんでした。
※リア3面は、確か可視透過率5~8%くらいのフィルムが貼ってあります。

続いて、車についている車内灯をすべてつけて外から見てみます。

すべてLEDに交換してあります。
バニティランプも点灯させています。
参考記事
GRS18#クラウン(ゼロクラ) ルームランプ交換

マットが薄く、さらにスモークも前席には当然貼ってなく、明るいLEDのためダダ漏れです。

冬季は、防寒対策も当然必要ですがエンジンを止めて寝た場合、間違いなく車の内窓が結露します。
時間に余裕がない場合は、拭き取るためのタオル(雑巾)は必要になると思います。
エンジンをかけて、A/CをONにして外気を取り込んでおけば結露はしにくいと思います。
サイドの窓ガラスは、若干外からの空気が入るためあまり結露しませんが、フロントとリアはベタベタになります。

ゼロクラのセンターコンソールは、アームレストを兼ねているのでふわふわで丸くなっているので、机があると便利だと思います。
長期にわたる場合は、洗濯物を干すためのマルチグリップバーがあると便利だと感じました。
洗濯はしないにしても、温泉くらいは入ると思うので濡れタオルを乾かすためにあると便利だと思います。
1つだけならバックミラーにかけておけばよいですが・・・。
その他に気が付いたこと
あとスマホは、ヘッドレストに挟んでスマホホルダーにする。
リアのセンターコンソールは使えなくなるのでドリンクホルダーがリアになくなる。
エンジンをかけて車中泊予定なら、インバーターがあると100Vが使えて便利です。
お手洗いがある、サービスエリアや道の駅での車中泊が多いと思うので大丈夫だとは思いますが、防犯グッズもあると安心ですね。
防犯ベルやスタンガンなど。あまり、危険なものを持っていると逆に銃刀法違反になってしまうので注意が必要です。
エンジンかけて車中泊はご法度です。
エンジンを切るのは車中泊の基本中の基本ですよ。