GRS18#クラウン(ゼロクラ) ヘッドライトの違和感
ゼロクラを夜に乗ったことある方は一度は下の違和感を感じたことがあるかと思います。
・曲がるたびに明るさがチラチラする
・ハイビーム(遠目)にするとラインがみえる
この、2点の違和感の原因です。
まずは、ゼロクラ(AFS付)のライトを見ていきます。
※AFS(アダプティブ フロントライティング システム)とは、さまざまな走行状態に応じて、最適な配光を確保する装置です。車速及びハンドル操作量に応じてAFS専用ランプを旋回方向に動かして交差点やカーブでの優れた視認性を得ることが出来ます。
ゼロクラでは、車速が約30km/h以上で動作開始・約15km/h以下で動作が停止します。
全てOFFの状態です。
車幅灯(ポジション)ONの状態です。
ロービームONの状態です。純正バルブですが付けた瞬間はすごく青いです。
ハイビームONの状態です。赤枠の部分がAFS専用ランプです。
赤丸の部分がAFS専用ランプで照らされている場所です。
55Wのハロゲンランプがついているので相当な明るさがあります。
これが、ハンドルを切るたびついたり消えたり。街乗りでは良いかもしれませんが田舎の山道を走るには不愉快極まりないライトです。
ゼロクラ、イチクラまでは、スイッチがあり必要に応じAFS機能をOFFにする事が出来ます。
ニクラ(S21#)では、ディーラーで設定してもらえば止めることが出来ます。
こちらは、雪道での照り返しなど一時的にOFFにすることを前提としていてメーターにオレンジのランプがつくので常にOFFにしておくには気になります。
イチクラから、AFSはロービームのプロジェクタランプが動くため違和感は殆どありません。
続いて、ハイビームの違和感です。
ゼロクラはヘッドライトを付けると結構高い位置に、ライトの光が映りますよね。
トンネルなどでは特に良く分かります。
原因として、まず考えたのがライトの横についているこれです。
しかし、手をかざしてみましが光は消えず。
次に、ライトの中心あたりに横に走っている線。
これは、かなり細いし考えにくかったのですが案の定違いました。
よく見たらここの角としている部分だと分かりました。
このリフレクターの角の部分に光が集まり鏡のように反射され写っていたのです。
通常対向車がいるときは、ハイビームつけないのですがトラックなどが対向車線を走っているときはドアガラスの顔が照らされる高さ。
道沿いに家がある場合は、ちょうど2Fの窓の高さ辺りが照らされます。結構迷惑な車ですね。
こうなるように設計されているのか、設計ミスなのか良く分かりませんが・・・。