ラクティス(P120)アクアのシャークアンテナ流用
120系前期のラクティスのアンテナは、後ろに倒れないタイプのポールアンテナが標準ですね。
130系のヴィッツや30系のプリウスについている少し短めのポールアンテナと迷ったのですが、10系アクアの中期以降に採用されているシャークアンテナを流用しました。
ネットでも購入できますが、ディーラーに行く余裕があるならディーラーの方が安く手に入ると思います。
ANTENNA ASSY,
86300-13080-C0
最後の2文字でカラーを指定しています。
わかる範囲で
C0 ブラックマイカ(209)
A0 スーパーホワイトⅡ(040)※車いす仕様車専用色
A1 ホワイトパールクリスタルシャイン(070)
B0 シルバーメタリック(1F7)
アクア流用としていますが、フィールダーとかのものかもしれません。
使いまわしだと思うので、色々な車種で使われていると思います。
ちなみに、伝票に書いてあった部品名は「アンプリファイヤアンテナASSY NO.1」でした。
アンプリファイヤとは、アンプ=増幅器ですので、受信した電波を増幅してラジオに伝えているのですね。
参考までに、値引き前の価格で7,344円でした。
他にも、一緒に買いまとめて値引きしてもらっているので実際にはもっと安く購入出来ました。
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袋から出してみました。
購入前に、近所に止まっていたアクアのアンテナを観察していたので知っていたのですが、意外と幅が薄いです。
端子です。同軸が2つ入るコネクタに1つだけピンが入っています。
裏側です。一応ゴムがついているので恐らくボディー内に水が入ることは無いと思います。
取り付けていきます。
トランクを開けて、後方の天井内張用のクリップを2つ外します。
クリップを外したら、ここから手を入れて外します。
運転席側・助手席側、両方Cピラーは外した方が作業しやすいですが、運転席側に配線が行っているので運転席側だけ外せば最低限で作業できます。
Cピラーは、写真のようなクリップで数か所止まっています。
コチラも外そうとすると、下の方まで外さないといけないので、手が入る程度浮かせて作業しました。
配線もすべて確認できたところで、アンテナを外していきます。
Cピラー部分にはるコネクタを外します。
写真の用に、一度下に回って刺さっていました。
途中何か所か、フックで止まっているので順番に外していきます。
他のコネクタもあるので、間違えないように注意しましょう。
天井の内張りをベラッとめくって外します。
無理に曲げると、内張に折り目が付くので注意して下さい。
22mmのソケットか、スパナで外します。
内張をめくっているだけなので、あまり余裕がなく、あまり長いソケットを付けるとラチェットがうまく入りません。
作業しにくいですが、スパナが良いかもしれません。
反時計回りに回して、外しました。
ナットは、このように配線をよけて挟み込むような形状になっています。
アンテナを外すときは、写真の矢印のようにフックがついているので左右内側に押さえて外します。
アンテナを外すと、跡がくっきり。
お決まりの、比較です。
後ろから。
下側。
配線。気持ち、純正より短いです。
シャークアンテナの方が一回り大きいのでそのまま嵌めても目立たないのですが、一応掃除しておきました。
逆の手順で取り付けます。
配線を既存のフックに引っ掛けていきます。
気持ち短いですが、全然問題なく取り付けできました。
最後に、ボルトを締めて完成です。
Cピラーの形状が複雑なので取り付けのちょっと苦労しました。
下の方を、引っ掛けておいて同時に上を嵌めるとしっかり嵌めることが出来ました。
最少のバラシで行ったため、少し天井の内張が曲がってしまいましたf^-^;
横着はしないで、しっかり外した方が良いですね。
完成図。
ラクティスの場合は、恐らくFMラジオのアンテナに使っていると思います。
一応AMも確認しましたが、両バンド受信感度も感じる程変わっていませんでした。