PCS33EDTP 使用感&伐倒レビュー
半年ほど前に購入したチェンソー PCS33EDTP(35)の使用感と伐倒レビューです。
このレビューには、危険を伴う内容も含まれています。最終的な判断は閲覧者様の判断で自己責任の上、ご実施ください。
軽くお浚いしておくとPCS33EDTP(35)は、日立工機販売が扱っているタナカブランドのさらにホームセンター向けのパワーメイトに属するDIY向けのチェンソーです。
※少し前のニュースで、日立工機の売却の話が出ていましたね。
伐倒ということで、家族が所有している荒れた山中へ向かいました。
安全第一で民家からかなり奥へ入っていきました。家も電柱も何もありません。
チェンオイルを補給します。チェンオイルはローションのように糸を引くほどネバっとしています。
基本的には、燃料と一緒にチェンオイルも補給します。
ご給油にをつけオレンジ色のキャップに混合ガソリンを入れます。
このチェンソーの比率は、25:1~50:1です。
エンジンをかけチェンを回転させ、刃先からチェンオイルが噴出していることを確認します。
エンジンが安定するまで回転数が上がり、スロットルを握ってなくてもチェーンが回っていました。
少し調整したほうがいいかな?と思ったのですが、すぐに安定して止まったので様子見です。
エンジンをかけるときは、チェンをロックして正しく扱ったほうが安全そうです。
今回倒れてもらう杉の木です。
山の傾斜や周りの障害物をよく調べます。
倒れる予定の方向に落ちている枝やごみを取り除きます。倒れた木でゴミや枝が飛んでくるのを未然に防ぐためです。
倒したい方向に3分の1程度の受口を入れます。
受口の下側は木に対して垂直に、上は45度くらいの角度でチェンソーを入れます。
受け口を入れた反対側の受口の下から5センチくらいの位置に追口を入れます。
重心が崩れて、受口側へ倒れだしたらエンジンを止め安全な場所へ避難します。
ミシミシと音がするので静かな場所ではすぐにわかると思います。
私はまだ、楔を使いこなせるほどではないのですが、倒す方向の微調整や挟まったバーを外すときに使うそうです。
高いものではないので、チェンソーと一緒に、2~3個持っていると格好いいですね(*´v`*)
球切りは結構したのですが、伐倒は実は3本目。f^-^;
他の木に当たることもなく、予定通りの場所に倒れまいた。
1本目は、安全講習を受けた方の指導を受けながら倒しました。
倒した木を用途に合わせたサイズに切ります。今回は間伐ではなく、用途があったのです。
球切りや枝打ちで結構使っていたので、屑を見るとだいぶ細かくなっているのがわかります。
チェーンの目立てのタイミングです。次回は、目立てに挑戦です。
必要なサイズにカットした杉の木です。
本当に木って、重いですね。
車も入れない山奥で切ったので運ぶのが大変でした。
車が入れたとしても、軽トラという便利な乗り物があるわけではありませんが・・・。
皮をむきたかったのですが、時期が悪く一筋縄ではいきません。
以前、5月に倒したときは木が水を吸い上げている時期らしく、1か所めくればベロンとはがれて気持ち良かったのですが。
皮むき用のカマがあれば違ったかもしれませんが、マイナスドライバーで代用。
無理だ!と思い、高圧洗浄機で試してみましたが不可能。
最終的に、ナタで削るように皮をむく羽目になりました。
一部削れ過ぎてしまったりしていますが、鉋かけて防腐剤を塗ればOKということでガレージに立てて乾燥させます。
子どもの砂場の枠にする予定です。乾燥した頃(忘れた頃)にまた、記事書きますのでよろしくお願いします。
体中筋肉痛・・・f^-^;
今回使ったチェンソー
その他の安全グッズ
エンジンチェンーは、結構大きな音がします。切っているときに屑が顔に当たるのを防ぎ、万が一のキックバック時、顔や頭を守ります。
傾斜で球切りをしているとき、丸太を運んでいて万が一落とした時、足を守ります。
PCS33EDTPは、共立やゼノアのトップハンドルチェンソーと比べて、振動が大きいので長時間使用する場合は、防振手袋もあると障害が起きる確率が下がると思います。