TOTO お風呂の混合水栓交換 TMGG46EW
今回は、サーモスタットのついていないお風呂の蛇口を交換します。
交換したのは、TOTOの混合水栓です。
ヘッドで水を止めることのできるタイプを選びました。
最初についていたのが、KVKのこれです。真ん中のダイヤルを左右に回して、シャワーと普通の蛇口を切り替えます。結構面倒でした。
風呂リモコンで最高温度を指定して赤ダイヤルのみを回せば熱くてやけどとかはないのですが、何となく安っぽいですよね。経費削減は分かりますが、かなりマイナスポイントな気がしますが・・・。
あと、お風呂のユニットバスかについている所謂 台付という水栓になります。安くできるのかもしれませんが、個人的には使いにくです。。。
ヘッドもおもちゃみたいなしょぼいものがついています。これは、すぐに交換できますが☆
2019年と2020年どのように進化したのでしょうか!!
水栓の交換について管理会社に確認したところ、原状回復できれば問題ないという事でしたのでさっそく交換です。
※水漏れは他の部屋の方に迷惑がかかり、雨漏り等で損害賠償が発生する場合もあるので慎重に!!
購入下水栓は「TOTO 浴室用 台付リフレッシュサーモ混合栓 エアインシャワー TMGG46E」です。
色々な工具を持っている方なら、なくても作業できるかもしれませんが私は効率を考慮して工具も購入しておきました。
台付というのがこの形状です。壁出しがよかった。。。
箱開封したところです。
ホースやヘッドなどなど出てきました。
土台と本体です。
作業を開始します。水栓の下に物を置けるちょっとしたスペースがあります。ここでメンテナンスも行えます。
築4年ですが、パッキンは結構劣化しています。買い換えたほうがよさそうです。
4本ボルトを外しました。
張り付いていたのでベリベリ剥がしていきました。パッキンが破れないように注意が必要です。
せっかく外したので、汚れも綺麗にしておきます。
メンテナンス口から、水栓の取り付け部分を確認するとこのようになっています。
直ぐに取り外したくなりますが、まだ外してはいけません!
施工マニュアルで事前確認。
調整が必要な部分です。
上でも紹介した工具です。
片側にスパナの深い感じのがついていて、長くて力が入れられるような形状になっています。
TOTOの水栓なのでTOTOを選んでみましたが、他メーカーからも類似商品が出ていますので一度しか使わないのでもっと安い工具でも大丈夫です。
重要ポイント。作業前は水を止める必要があります。建物によっては、お風呂の手前で水を止めれるつくりの所もあるかと思いますが、今回施工した家ではそのような構造がなかったためメーターについている元栓から止めました。
あまり開けることないですよね。
メーターの横のコックを回して水を止めます。
蛇口を回して水が止まっていることを確認します。
水抜きを兼ねているため、取り換える水栓で確認します。
さっそく購入した工具でホースを外していきます。
メンテナンス口に、工具を入れて外します。ピッタリの長さでした。
まずは、水栓本体ではなくホースを外すので下の、ホース側のナットを回します。
工具のおかげで、時間のロスなく外せました。場所が狭いのでスパナやモンキーだとうまく工具が回らず時間がかかっていたと思います。
パッキンは、水栓におまけで付いてきたので交換しておきます。
ピンクがお湯、ブルーが水だと思います。
ホースを取り外した後、同じ工具を同じように使い水栓本体を外します。
取り付け穴の間隔を確認します。円の中心点の間隔は約100ミリでした。
購入した水栓は、85ミリ・100ミリ・120ミリに対応しているため調整します。
土台の部分で調整を行います。
出荷時は120ミリで調整されています。
100ミリの場合は、両側を90度ずつ回転させるパターンと、どちらかを180度回転させるパターンがあります。
調整方法により、どのあたりに水栓が取り付くかが変わるため、仮合わせして理想の位置にくるように調整します。
今回は、なるべく邪魔にならないように右に寄せたかったので左側を180度回転させ調整します。
ネジを3つ外すだけ。
ぐるっと180度回転させます。
穴を合わせて調整しますので、3サイズ以外の微調整はできません。
※規格があると思うので、それほど変なサイズはないと思いますが。
ネジを固定して、仮付けします。
間隔と位置は問題なかったので、パッキンやネジを外し取り付けていきます。
当然ですが、ピッタリです。
土台を取り付けた所です。
工具を使って、土台を固定します。外した時と逆の手順です。
本体を取り付けていきます。モンキーレンチを利用しました。
ネプロスのモンキーレンチが欲しいなぁと思いながらも今使っているので十分かという気も。。。
パッキンの落下防止用の紙を外します。
しっかりパッキンが入っていることを確認します。
土台に本体を取り付けていきます。
本体側のナットを回るところまで手で回していきます。左右少しずつバランスよく締めていきましょう。
えの長いモンキーレンチだと力が入りすぎてしまいますので、あまりトルクをかけすぎないように注意して占めていきます。私は感覚で締めましたが、バッチリな作業をしたい方は施工マニュアルに載っている規定トルクとトルクレンチを使うと良いでしょう。DIYなら必要ない気もしますが。
スパウトを取り付けます。
ここのパーツ スパウトっていうんですね。説明書でみましたf^-^;
保護ビニールを外すと、Uパッキンが入っています。
手で回るところまで回します。
最後に、モンキーレンチで締め付けます。
だいぶそれっぽくなってきました。
ホースのパッキンも変えて置きます。おまけで付いてきたので。
ここがうまくはまらなくて結構苦労しました。
何度か、下にパッキンを落としてしまいました。
最後にシャワーホースを取り付けます。
同じく手で回るところまで回して、モンキーレンチで増し締めします。
水道の元栓を開けて、水漏れがないことを確認します。
最後に水が正しく出るかを確認します。
シャワーヘッドからも水・お湯が出ることを確認します。
最後に土台のカバーを取り付けます。
シャワーホースが出ている側がウラです。
裏側はネジで固定します。
表側は爪で止まっています。
はい!簡単に交換できましたね。これで便利になりました。