初心者向け、ラクティス(P120) タイヤ交換

初心者向け、ラクティス(P120) タイヤ交換

P120, ラクティス, タイヤ交換

ラクティスのラジアルタイヤが新車装着時のもので山はあったものの劣化していたのでタイヤ交換がてらホイールごと交換しました。

交換したホイールは、AZワゴンとお揃いの、マナレイ EURO SPEED BL10 ユーロスピード ビーエルテンです。

スタッドレスで定番?(このラクティスで15インチのスタッドレスに使っています)の、ユーロスピード G10を、踏襲(とうしゅう)した切削(せっさく)グレードアップモデルです。
何かの記事で読んだのですが、切削のブラックポリッシュ(削りだして黒塗り)したホイールを最初に採用したのはレクサスらしいです。

今回は、初めて利用するネットショップで購入しました。
しっかり連絡もしてもらえ、梱包も上々でした。

気遣い的には、1本だけセンターキャップの向きがずれていたのですが、まあ許容範囲内です。
その他は、大満足でした。ズレも気にする人なら勝手に治すと思うので全然問題Nothingです。

AZと同じ、グッドイヤーのタイヤと迷ったのですが、思いのほか減りが早かったのでTOYOのSD-7というタイヤにしてみました。
グリップとかも気にしませんし、雨の日に限らずスピードを出して走るわけでもロードノイズとかも気にしないので、パターンではなくサイドウォールのデザインとなんとなく国産ならOK的な。

タイヤ交換といっても、組み換えではありません。ただの履き替えです。
今回は、工具がそろっている前提での交換です。
毎年、スタッドレスに交換されているなら、フロアジャッキとインパクトはあると本当に便利ですよ。

もちろん、別途工具を用意しなくても車載工具で交換可能です。
助手席の下には、ジャッキが。

つまみをつまんで、カバーを外します。

ジャッキで突っ張り固定されているため、回転させて緩めて取り外します。

運転席の下には、ジャッキを回す取っ手とレンチが入っています。

はみ出しが気になりますw

中には、パンク修理キットとレンチやらけん引用のフック・エアコンプレッサなどが入っています。

左の赤いのが、別途用意したフロアジャッキ。
右が、車載工具です。

左が、車載のレンチ(ホイールカバー外し機能付き)・十字レンチ・インパクトレンチです。
全て、ナットを締めたり緩めたりする工具です。

たいらでない場所で作業をする場合は、車輪止めを利用します。
昔は、車輪止め車載されていた気もしますが、そういえば最近はついてないですよね。

フロアジャッキで車載工具のジャッキポイントで上げる場合は、ジャッキアタッチメントを利用しないと鉄が曲がってしまうことがあります。
フロアジャッキによっては、付属しているジャッキもありますが、付属していない場合は別途アタッチメントを用意してください。

フロアジャッキは、そもそもフレームなどをもち上げて、2本一気に変えようとかそういう発想です。
私の場合は、くるくる回すのが大変だからということで、1本づつ変えています。

2輪浮かせるのは危ないですからね。

写真のような当て方で、ジャッキアップすると金属がグニャっと曲がります。

ラクティスの場合、アタッチメントを入れて、ジャッキアップします。

私の場合は、最初は棒を使わず手で、ポイントに確実に当たるように上がるところまで上げてから棒を入れてあげます。

アタッチメントを入れても、ずれていたら何の意味もないですので気を付けて下さい。

ジャッキアップした状態。

ジャッキポイントの確認です。
赤丸の窪みの内側の裏が強化されています。

運転席側の前輪

運転席側の後輪

助手席側の前輪

助手席側の後輪

しっかりホイールが浮いていることを確認してナットを緩めます。
インパクトを使わない場合は、少し地面についている状態で緩めないと空回りしてしまいます。

インパクトを使えば、完全に浮いていても、カンカンと撃って外せるので非常に時短できます。

最後の1本を外す場合、タイヤの下が手前に来ないように足で抑えておきます。
タイヤの角度が変わるので、インパクトでホイールのホール内側に傷がつくのを軽減できます。

ラクティスには使っていないのですが、ハブリングを入れるとこの心配も少なくなり走りも安定します。

参考:http://www.kyoei-ind.co.jp/sangyo/HUB_matcing.html

もともとついていたホイールが純正ではないため、ナットはそのまま利用できます。
トヨタ純正ホイールの場合は、ナットの形状が違うため別途用意する必要があります。

純正ナットについては、下の記事で詳しく紹介しています。
初心者向け、80系 VOXY・NOHA・ESQUIRE タイヤ交換

120ラクティスは、リアはドラムブレーキです。
パッドがむき出しではないため、ホイールが汚れにくいです。

ラクティスはタイヤのサイズがちょっとイレギュラーですよね。
特に、120系ではPCD100の5穴です。

プリウスと同じなので、ホイール自体は珍しくはないのですが、これに175と細めのタイヤを履いています。

ホイールのラインナップとしては、16インチのPCD100 5穴だと、6J INSET 45しかありません。
参考までに低下は、23,000円(税抜)です。
センターキャップも、3,000円(税抜)でアルターパーツとして購入可能です。

時短時短と書いてきましたが、私はここには時間をかけます。
手で、回らなくなるまでナットを締めます。

もちろん、ナットに引っかかるところまで手で絞めて、インパクトや十字レンチで締めれば早いのですが、特にインパクトレンチの場合万が一噛み合っていなかった場合もねじ切って締めてしまいます。
そういったミスをした場合、ボルトの打ち換えが必要だったり安全面でもよくないので私は必ず手で締めるようにしています。

手で閉まる所まで占めて、インパクトでカンカンと数回打ったらジャッキを下します。

フロントは、ディスクブレーキです。熱がこもらず効率は良いブレーキですがブレーキディスクの種類によってはダストがすごくホイールがすぐに汚れます。
余談ですが、スポーツカーのホイールが真っ黒なのは、よく聞くブレーキパッドがついていて、そのダストがホイールについているからなのです。

16インチ(Gの標準サイズ)のラジアルと、15インチのスタッドレスです。
スタッドレスホイール、ユーロスピード G10 をポリッシュ塗装して表面を削るだけでこんなに印象が変わったホイールに見えます。

写真の遠近法もありますが、1インチ(2.5センチ)大きいだけですが、かなり大きく見え印象も違います。
スポークのパターンは全く同じです。

トルクレンチで増し締めもしておきます。
スタンドでお願いすれば、いつも行っていて喜作店員さんを捕まえれば無料で確認してくれると思います。
※依頼前には有料か確認してみて下さい。セルフだとない店舗もあるかもしれません。

最後に空気圧を確認します。

適正値は、運転席のドアを開けたところにシールが貼ってあります。
インチアップした場合は、タイヤ屋さんで聞いてみて下さい。

車載のエアコンプレッサでも確認はできます。
車載のほうが足りない場合は、そのまま入れることもできるので便利です。

今回は少し多めに入っていたので、抜きました。

抜くときは、バルブの中にあるムシと呼ばれるピンを詰めやドライバで押せば空気が抜けます。
少しづつ抜いて調整してみて下さい。

注意としては、本来は虫を外す工具がないと緩めてりはできないのですが、マイナスドライバーとかで作業し回って緩んでしまうとエア漏れにつながるので注意してください。

こちらも、心配な場合はスタンドに行けば、空気入れが置いてあったり、店員が無料で調整してくれると思います。

参考までに、スタンドの店員が空気圧見ましょうか?!って進めてくるのはボランティアではありません。
もちろん、空気圧の調整を口実にタイヤを売りたいからです。もちろん、中には本当にお客さんのことを考えて進めてくる店員さんもいると思いますが。
なので、新品っぽいタイヤを履いている場合は、進めてくれないので声をかけて調整してもらいましょう。

車載のパンクキットです。非常事態には仕方がありませんが、このキットは安易に使わないほうが良いと思います。
何もしなけらば、ゴムさして治るような修理もばらして掃除してと費用が上がってしまう場合があります。

最悪、何もしていなければ簡単に修理できるパンクも、タイヤ交換を進められることもあると思います。

スタッドレスがインチダウンしていたので、標準サイズでもホイールが大きく見えます。

真横から。インチアップすると車高が気になりますが、純正サイズなので車高にも違和感も個人的にはありません。
もちろん、車なんて自己満足の世界なので、オーナーがよければOK、気に入らなければNGって感じなのであくまで、一個人の意見として流してくださいね。

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