日立工機・日立工機販売・タナカ・パワーメイトについて
色々なメーカーがどんどん信頼を失っていくなか、私の中では最高峰のブランド日立グループです。
タナカと言う事で、実際には日立G扱いなだけで生粋の日立なわけではありませんが。
まずは、複雑なHITACHIとTanakaの関係から。
御存じの通り、日立グループは家電や重機・鉄道車両まで幅広いサービスを展開しています。
※日立の回し者ではありませんwww
その中で、チェンソーや草刈り機など電動工具の関連は、日立工機株式会社扱っています。
一方、Tanakaは1918年田中工業として創業し、色々な沿革を経て2007年に日立工機の子会社(日工タナカエンジニアリング)となりました。
時は流れ、2015年7月に日立工機株式会社に吸収合併され、日立工機販売株式会社と現在の組織形態となっています。
紛らわしいポイント①
『日立工機株式会社』と『日立工機販売株式会社』は合併吸収はされていますが全く別の会社である点です。
あくまで私の推測ですが、販売を付けて日立のブランド力でタナカ商品を売ろうという感じだと思います。
公式のサイトを見ていてもドメインが、”www.hitachi-koki.co.jp”に行ったり”www.hitachi-koki-hanbai.co.jp”来たり。レイアウトが同じためユーザーはドメインが変わっていることに気づかず余計に分かりにくくなっていると思います。
基本的には、日立工機株式会社では「HITACHI」と書かれた工具を扱っており、日立工機販売株式会社では「Tanaka」と書かれた工具を扱っています。
ここまでで、日立と田中の関係はお分かりいただけたと思います。
紛らわしいポイント②
日立工機販売株式会社のタナカブランドの「タナカ」と「パワーメイト」についてです。
内々の話で、一般の個人のユーザーには知らなくてもいい部分だと思うのですが、知らないと「タナカ」と「タナカパワーメイト」の違いが理解できません。
この辺りの内容は、当記事を書いている時点では公式サイトや大手情報サイトを探しても記載はありませんでしたので、商品の問い合わせと併せて確認してみました。
日立工機販売株式会社の組織の内、農機具グループが扱っているのが「タナカ」、ホームセンターグループが扱っているのが「パワーメイト」という違いらしいです。
グループ名の通り、ホームセンターで扱っているのがパワーメイトの商品と言う事になります。
チェンソーしか見ていないのですが、基本的に型番の最初の1文字が、Tanakaの”T”かPowerMateの”P”で区別できます。
型番が同じだとメーカー側の管理やその他もろもろに支障が出るため型番を変えているそうですがスペックは変わらないとのことでした。
しかし、パワーメイトのカタログには、Tの商品も載っていて(=Tの商品も一部はホームセンターで扱っている)私も完璧に理解しているわけではありませんので悪しからず。
チェンソーを例にとって関係をまとめてみます。
3つ共取り扱いのある機種
日立工機株式会社の日立ブランドの場合
CS33EDP(35S)
日立工機販売株式会社のタナカブランド タナカの場合
TCS33EDP(35S)
日立工機販売株式会社のタナカブランド パワーメイトの場合
PCS33EDP(35S)
微妙に違いのある機種
日立工機株式会社の日立ブランドの場合
CS33EDTP(35S)
CS33EDTP(35)
→日立ブランドの場合は、かるがるスタート(Sスタート)搭載モデルも用意されています。
日立工機販売株式会社のタナカブランド タナカの場合
TCS33EDTP(30)
→タナカブランド タナカ(農機具G)では、バーの長さが12インチ(300mm)で他ブランドより小回りが利きます。
日立工機販売株式会社のタナカブランド パワーメイトの場合
PCS33EDTP(35)
→日立ブランドのSスタートがないモデルのみ用意されています。
コチラを私は購入しました。
使用感レビューは、後ほど別記事として投稿させて頂きます。