003SHの3G用SIMで303SH(4G)を使う

私がメインアンドロイドに使用しているSIMは、003SHで契約したスマホの3G SIMです。
SIMカット再び107SH→303SH機種変 でも紹介しているように、
3Gと4GのSIMでは互換性がなく利用できないとソフトバンクモバイルのページに掲載されていました。

私の場合は、303SHはアプリケーションの検証機として利用しているため、ダメなんだと直ぐにあきらめていました。

しかし、や様にコメントを頂き調べてみたところ、3GのSIM(003HSのSIM)で303SHを動かす事が出来たのでご報告です。

既に、302SHでは結構皆様実施されているようでした。

☆大まかな手順
①3G SIMを303SH(4G)に挿入する
②アクセスポイントを追加する(203SHのアクセスポイントを利用する)
③4Gを利用するのチェックを外す

以上です。

では、細かく説明させて頂きます。


前回、nanoサイズにカットしたAndroid 3G用SIMです。


元は003SHで契約し、さっきまで107SHでアダプタを利用し使っていたnanoSIMを303SHに挿入します。


SIMの認識までは前回出来ていましたが、パケット通信が出来ない状況でした。


成功すれば、写真のようにアンテナマークの横に「3G」と表示されます。


事前確認です。まず、107SH(003SH)の3G機種で使っていたSIMカードを挿入してもアンテナの横に「4G」・「LTE」や「3G」の通信用の規格が表示されていません。
では、メニュー「≡」をタップします。


「端末設定」をタップします。


「端末情報」をタップします。


「端末の状態」をタップします。


SIMの認識がされている事を電話番号をみて確認します。
SIMが正常に認識されていない場合は、電話番号が表示されている場所に「不明」と表示されます。
また、モバイルネットワークの状態に「切断」と表示されています。
こちらは、Wi-Fiで接続している場合も「切断」と表示されますのでご注意ください。
事前確認は、ここまでです。


ここからは、アクセスポイント(APN)の追加を行います。
ソフトバンクのサイトでも、方法は紹介されています。
http://help.mb.softbank.jp/303sh/pc/13-20.html
APNとは、Access Point Nameの略で303SHがネットワークに接続するための情報を設定します。
家庭のインターネットに例えれば、プロバイダに当たるものとされています。
語弊を恐れず、簡単に説明しますと、通常303SHでは、4Gの電波(ネットワーク)を利用したいので、4Gのネットワークを管理しているアクセスポイントが登録されています。
しかし、今は行っているSIMは3GのSIMですので、4Gの電波(ネットワーク)のありかを教えてもらっても役に立ちません。
そこで、新しく3Gの電波(ネットワーク)を管理しているネットワークをAPNに追加します。
これにより、003SHや107SHの用に3G回線を利用しているSIMでも303SH(4G向けの端末)でも利用可能になります。
※302SHや今回試した、303SHでは実績があるようですが、他の端末では制限や対応されている可能性もありますのでご注意下さい。
また、今回はビルド番号「S0018」で試しておりますが、アップデートにより利用できなくなる可能性もございます。

メニュー「≡」をタップします。


「端末設定」をタップします。


「端末情報」をタップします。


「その他の設定」をタップします。


「ネットワーク設定」をタップします。


「モバイルネットワーク」をタップします。


「アクセスポイント名」をタップします。


「Application」が4G用のアクセスポイントが登録されています。
設定を見てみようと、タップしましたが、、、


保護されていて閲覧すらできませんでした。
メニュー「≡」をタップします。


「新しいAPN」をタップします。


「アクセスポイントの編集」に必要事項を入力します。下の表参照


認証タイプ「PAPまたはCHAP」で動きました。


APNタイプ「default,supl,mms」とカンマ区切りで入力します。

項目 設定値 備考
名前 3G 自分で区別がつけば何でも大丈夫
APN andoworld.softbank.ne.jp
プロキシ 未設定
ポート 未設定
ユーザー名 未設定
パスワード 未設定
サーバー 未設定
MMSC http://mms/ マルチメディアメッセージングサービス (Multimedia Messaging Service)で、メール関連の設定です。
MMSプロキシ andmms.softbank.ne.jp
MMSポート 8080
MCC 440 Mobile Country Codeの略で運用地域を示しています。
MNC 20 Mobile Network Codeの略で電気通信事業者を識別するコードです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mobile_Network_Code
認証タイプ PAPまたはCHAP セキュリティ関連の設定です。
APNタイプ default,supl,mms 価格コム情報です。未設定でも問題なさそうです。
APNプロトコル IPv4
APNローミングプロトコル IPv4
APNの有効/無効 チェック 非活性状態で変更できませんでした
ベアラー 指定なし

メニュー「≡」をタップします。


「保存」をタップします。


先ほど作成した名前の横の○をタップします。今回は「3G」としました。


追加した、APNを利用する設定に変わりました。


「4Gを利用する」のチェックが外れている事を確認します。


暫くすると、アンテナの横に「3G」の文字が表示されます。成功です!


因みに、このアンテナの色は、白・灰色はGoogleのアカウント同期が出来ていない状態で、緑・青・水色の時は同期で着ている状態です。Android 4.4で仕様が変わったかもしれません。


ブラウザを開いてみました。今までは、接続できませんと出ていましたが問題なく表示できました。


電話も問題なく出来ました。


SMSメールの受信も問題ありません。


最後の問題は、料金ですね!

毎回同じ事を書いていますが、一番怖いのは「パケ死」です。
利用できる回線に対して料金が発生しているので、問題はないはずですが念のためMySoftbankで確認です。

10日の朝、9日分が反映されていました。
パケット定額料金に含まれているので、おそらく問題ないと思います。

コメントを下さった、や様。本当にありがとうございました☆

先人の知恵と言いますのは、本当にありがたく素晴らしい物です。
スペシャルサンクス!
http://bbs.kakaku.com/bbs/J0000010555/SortID=17442048/#tab
http://bbs.kakaku.com/bbs/J0000010556/SortID=17690589/

以上、貧乏なりに、頑張ってる途chu!

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